（特定疑問文に用い，同類の事物の中からどれかをはっきりさせるように相手に求め）どの，どんな，どちらの．（不明確なものを示し）どれかの，いずれかの．（多く‘哪…都（也）…’の形で任意のものを示し）どの（…でも），いずれの（…でも），どんな（…でも）．（多く‘哪…哪…’の形で連鎖文に用いて任意のものを示し）どのものが（…であれば）それを…，（…であれば）どんなものでも…．

〔‘哪’［＋数詞］＋量詞［＋名詞］〕の形で用いる．数詞‘一’は常に省き，後に数詞・量詞を伴う時は‘ něi ’‘ nǎi ’と発音することが多い．‘ něi ’‘ nǎi ’は‘哪’と‘一’の合体したものに起源するが，特に‘一’を強調する場合は‘哪一回 něi yī huí ’のように発音することがある．

（単独に用いて疑問を示し）どれ．◆必ずしも単数を指すとは限らず複数のものをも指し，目的語としては用いない．

助詞‘啊’は先行音節の音節尾音 −n と連読して‘哪’に変化する．

助詞‘呢’の後に‘啊’を用いる場合，‘呢啊’は‘ ・na ’と連読して‘哪’と書く．

'哪' (nǎ) 的语音

‘哪1 nǎ ’の口語音．